情熱のカラー赤でコーディネートされた部屋
「ライトもレッドに変わるんだ〜♪」
はしゃぎながら部屋の中をあちこち探索する麻由美
「ねえ リオ これ面白そう〜」
麻由美が指さす扉のなかをリオは眺めた
扉の向こうには有料と書かれた小さなBOXがいくつかに分れていた
中にあるのはいわゆる大人のおもちゃたち
「この 赤いの…使ってみたいな〜」
『じゃあ 使えば・・』
リオは煙草を吸いながら冷たく笑った
絞った赤い照明のなか麻由美は冷たい振動で喘いでいた
「あぁ… ねえ リオ もっと強くして…」
不気味に唸るモノが麻由美の柔らかい壺に一定の音を繰り返し律動する
「あぁ…ダメ…壊れそう……イイィ〜」
「・・・ああぁぁ〜…リオ…」
シーツを手繰りながら泳ぐ手の動きが一瞬止り
やがて…綺麗に首筋を伸ばし麻由美は果てた
「ねぇ そういえばリオは、僕とか俺とか言わないね・・・」
『…言わないよ』
「どうして?」
『どうしてって…オトコじゃないからさ』
リオはベットから半身を起こしレッドの照明をオフにした
麻由美も半身を起こしリオの肩に顎をくっつけた
「リオが男だったらいいのにって思ったの」
その台詞にリオはブランケットを跳ねた
『しらけたこと言うんなら 帰るよ』
ベットを下りようとするリオの手を慌てて引く麻由美
「
冗談よ そんな怒った顔しないで」
麻由美の手を振り払いリオはソファにかけた
シャツを羽織る
『男がいいんなら 男とやればいい』
「いや リオ…帰らないで」
麻由美は慌ててべットから下り
リオの背中にしがみついた
片腕だけ通したままのシャツを脱がせて
リオの背中に麻由美はくちびるを押し付けた
「リオだから欲しいの リオが男でも女でも好きよ」
『・・そうかな・・・』
腰に巻きつく手を解き
麻由美をベットに押し倒した
「あん…リオ 何するの・・・」
サイドテーブルにおかれた
レッドバイブが冷たく光っていた
それを手に取り麻由美の鼻先にくっつけた
『これで喘ぐ姿 もう一度見せてよ』
「いやよ 欲しいのはリオよ」
麻由美はバイブを跳ねのけリオの首に巻きついた
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レッドバイブ
■Tonight partner by 麻由美