「リオ・・・帰るわ」


亜沙子は溜息をつき身体を起こすと
ベットを下り散らばる衣服を拾い集める



「ねぇ・・・突然のご機嫌斜めの理由はなに?」



答えぬ亜沙子が下着を身に着ける様子を
ベットから眺めるリオ



「さっきのリオの最中の台詞よ・・・」



亜沙子が不可解な表情のリオを睨む


「えっ 何かいったっけ?」


亜沙子はストッキングに片方の足をくぐらせながら


「ホクロの場所が一緒だって」
「右肩のホクロが彼女と同じだって言ったじゃない・・・」


リオは天井を見上げ思い出したように笑った



「そんなことで怒ってるの・・・ハハッ」



「笑い事じゃないわ」



「ヤキモチ?」


「いい気分じゃないわ・・・失礼よ」



「だって本当のことだもの(笑)」



「嫌いよ・・・」



そう言って脹れる亜沙子



片方だけ剥き出しの白い脚が妙に艶かしい



リオはベットを下り亜沙子の
ストッキングに包まれていない
片方の白い脚を持ち上げる


「ふふっ 手伝ってあげる・・・はくんじゃなくて 脱ぐのをね・・・」



持ち上げられた片足でバランスを失いベットに倒れこむ亜沙子


リオの指先が亜沙子の脚に絡まるストッキングを一気に剥ぎ取る


「アッ〜・・・イヤァァ・・・」


亜沙子が小さく叫ぶ


剥き出しの両足を泳がせながら
亜沙子の身体が再びシーツの上を滑る


「アァ〜・・リオ・・・ヤメテェ〜」


身体を捩る亜沙子のキャミソールの 
紐をリオはずらす


「やめた方がいい・・・?」



そう囁きながら亜沙子を見つめるブルーの瞳



「そのリオの目に弱いの・・・ねぇ・・・お願い・・・」


リオの首に手を廻す亜沙子


「・・・アァァン・・・リオ 私 またあふれてきちゃったみたい・・」



リオの指先が肩をすべり ホクロをなぞる



「ふふっ 亜沙子のホクロの方が大きいよ・・・」



「もう・・・言わないで・・・意地悪・・・」




ああ リオ また今夜も



貴女のBLUE EYEに溺れてしまう・・・


back/nextt

INDEX


ホクロ

Tonight partner by 亜沙子