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                 Runa&Emi(ルナ&エミ

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                  【〜それぞれの愛〜意外なつながり〜】

                            
♪〜♪


アラームが繰り返し鳴っている


ルナは両手を泳がし
手に触れた携帯のアラームを止め時計を見た


・・・え〜8時 ヤバイ起きなきゃ〜!


打ち合わせ10時からだっけ
スケジュールメモをチェックする


昨夜・・・寝付かれなかったのは
マユからの電話のせいでもあった


『ルナ〜!ネッ〜大変よ さっきね・・・
トオルとエミさんが二人でタクシー乗るとこ見ちゃったの〜』


マユには 気にしないふりの返事をしたけど
本当は胸の中ざわめいていた


・・・だけど 今はあえて問い詰めるのはやめよう
時計を見ながらエミにメールを打った


―エミ
おはよう・・・
昨夜は、会議で遅くなったんだ
メールできなくてごめんね
今から、出勤(;_;)
じゃあ〜行って来るね

         ―ルナ―




♪〜

夢の中で聞き慣れた
メロディーが鳴っていた

・・・う〜ん瞼が開いてくれない

携帯を握ったまま また眠りに落ちてしまった


また、夢の途中
誰かがベットに近づいてくる足音が聞えた


・・・ピタッ
やがて その足音は枕元で止まった・・・と同時に


『エミ〜 起きろ〜ッ』


布団の上から乱暴に身体を揺らされた


夢じゃない〜!
ハッと一気に身体を起こすと 
その声の主が、視界に飛び込んできた


『おはよ〜!エミ〜 久しぶりね〜♪』



『ミチネエ〜』



ミチコは母の姉の娘 つまりいとこ 
私は ミチ姉と呼んでいる


『あー、もう〜びっくりしたぁ〜 !
ミチ姉〜どうしたの?こんな朝早くから〜』


『わりぃ〜、乱暴なお目覚めさせちゃって〜(笑)』


ミチコがベットの脇に座る


『ほら駅の近くにできた結婚式場あるでしょう
そこで今日は仕事なの(苦笑)』


ミチコが時計を見ながら話す

 
『終ったら予定入ってるし・・・・ちょっと朝早いけど寄っちゃった〜』


ミチコは、イベント企画会社に勤め主に司会業の仕事をしている
今日は、披露宴の司会をするらしい



数十分 他愛ない話をミチコとした・・・



『あっ〜そうそう エミの結婚式のときは私が司会するからね〜(笑)』



『う、うん・・・ありがとう・・』



ルナのメールを見ながら答えた
ミチコが開いた携帯をのぞきこもうとする



『彼氏?(笑)』



携帯を閉じながら首を振った



『ねっ〜! エミ 昨夜 デートだったんでしょ?』


ミチコが冷やかしながら私の腕をつつく


『え〜違うわよ・・・(赤面)』



どうやら母が、昨夜 遅くに酔って帰ったこと
をミチコに話したらしい



『そっか・・彼じゃないのか〜・・・』


ミチコの横顔を窺がった
ベリーショートにピアスが耳に光る


実は、ミチ姉はビアン疑惑大の人物
40歳で独身 彼の存在なんて私の中では1人しか記憶にない
それも只のBFだと紹介されたっけ・・・ほんと 男性の影はみえない
ミチ姉は性格かなり男っぽい たぶんそうだと確信してる私
もしそうなら きっとこれは血の繋がりね・・(微笑)



いつだか拾った子猫を飼う飼わないの話題のとき
ミチ姉が・・・私にこういったことがある


『エミが、わたしの飼い猫になってくれたら可愛がってあげるのにな〜(笑)』


その言葉にドキッとした私だった
カムアウトはお互いしていない
けど、同士の勘できっと私のこともミチ姉は気づいてるに違いない・・・



『さぁ〜て、そろそろいかなきゃ 朝早く起こしてごめんね〜エミ♪ 』


『そうだよ〜ミチ姉〜(笑) 折角 いい夢見てたのにさ〜』


ワザと膨れ面をしてみる
ミチコがそんな私の頬を撫でる


『ひさびさにエミの元気そうな顔みれてよかったぁ〜(笑)』



立ち上がり部屋を出るミチコがふりかえる



『ねっ エミの彼 紹介してよ〜エミにふさわしい相手か
私が、チェックしてやるからさ(笑)』


『はいはい!彼ができたらミチ姉に一番に紹介します(笑)』



・・・彼か(ミチ姉の言葉は彼女の意味を含んでるのかも・・・)



昨夜の帰りのタクシーの中 
トオルの肩で眠ってしまった自分を思い出した
凭れたときの煙草とメンズコロンの香りが甦る


(わたしったら何してるの・・・)
寝顔をトオルに見られたんだ
なんていう失態をしたんだろう 昨夜の自分を責めた
 


携帯を開き ルナのメールの文字をなぞる
なんだか随分、会っていない気がした


階下でミチコが電話をする声が聞こえた


『もしもし リツコ〜♪ 先日はお世話になりました 
うん・・・今から そっち向かうね』


・・・リツコ?

あの リツコなのかな・・・
まさかね きっと人違いよね




               

                                                      






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